2023年1月 1日 (日)

2023年・謹賀新年

RGJチーム事務局です。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
皆様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝しております。

「女子:クイーンリーグ(Qリーグ)」「ジュニア:ニューエイジリーグ(Nリーグ)」は女子と中学生に特化した自転車リーグとして、おかげさまで本年設立4年目となります。両リーグ選手達が益々活躍できる場をリーグの趣旨に賛同する提携レースと協力し、世代交代が途切れないよう、引き続き企画運営をおこなっていきます。

2023qn
Photo:Takashi Saito

また、日本で自転車の魅力を広く伝えられるシクロクロスに触れていただく機会を増やすとともに、そのメソッドを活かした「スキルアップ!スクール」活動を通して、自転車を多くの方々に楽しく乗っていただけるよう、各地で実施していきます。

引き続き何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほど賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

自転車レースでさらなる活躍を期待できる逸材を日本から!

令和5年(2023年)元旦

NPO法人サイクリスト国際交流協会
Qリーグ・Nリーグ実行委員会
Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム

代表 須藤むつみ

Utsunomiyacx_wm36
Photo:Hikaru Baba

|

2022年1月 1日 (土)

2022年・謹賀新年

RGJチーム事務局です。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
皆様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝しております。

「女子:クイーンリーグ(Qリーグ)」「ジュニア:ニューエイジリーグ(Nリーグ)」は女子とジュニアに特化した自転車リーグとして、設立2年目の年となりました。おかげさまでリーグ登録選手数が倍増、シリーズ戦で熱い戦いが繰り広げられました。

本年はリーグ3年目として、益々女子Qリーグと、中学生男女Nリーグの選手達が活躍できる場をリーグの趣旨に賛同する提携レースと協力し、世代交代が途切れないように企画運営をおこなっていきます。

Rgj2022outline_edited

また、日本で自転車の魅力を広く伝えられるシクロクロス普及を参戦と運営協力の両面から活動を継続し、多くの方々へシクロクロスの魅力に触れていただく機会を増やす活動を様々企画し、実施していきます。

引き続き何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほど賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

自転車レースでさらなる活躍を期待できる逸材を日本から!

令和4年(2022年)元旦

NPO法人サイクリスト国際交流協会
Qリーグ・Nリーグ実行委員会
Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム

代表 須藤むつみ

Abema020
Photo:Masakazu Abe

|

自転車レース女子Qリーグ・ジュニアNリーグ関連リンクのご紹介

※この記事はトップ固定です。今後は自転車レース女子Qリーグ・ジュニアNリーグの活動に是非、ご注目のほど、よろしくお願いいたします。
自転車レース女子Qリーグ・ジュニアNリーグ 公式リンク集です。
0501shimousa010
 
・公式ホームページ

http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/index.html

こちらでは、リーグの仕組みやランキング制度、リーグ加盟レース、またリーグと提携するサイクリング企画の紹介をご覧いただけます。
 
・公式Facebook

https://www.facebook.com/QNleagueCycle/

こちらはリーグや加盟レースの最新情報や、関連ニュースを配信していきます。
 
・公式Twitter

https://twitter.com/Q_N_league

こちらではリーグや加盟レースの最新情報、関連ニュースをツイートしていきます。

|

2021年1月 1日 (金)

2021年・謹賀新年

RGJチーム事務局です。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。皆様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝しております。

昨年はNPO法人の新規活動として、 女子とジュニアのロードレース普及と強化育成を目的とした新企画として、女子とジュニアに特化した自転車リーグ「女子:クイーンリーグ(Qリーグ)」「ジュニア:ニューエイジリーグ(Nリーグ)」を発足しました。

本年も女子Qリーグのポイントリーダー「アメジストジャージ」と、ジュニアNリーグのポイントリーダー「バトルマリンジャージ獲得を目指して、リーグの趣旨に賛同いただく提携レースを舞台に熱い戦いが繰り広げられます。

Rgj2021outline

また、日本で自転車の魅力を広く伝えられるシクロクロス普及のため、レース参戦と大会運営協力の両面から活動を継続し、昨年同様「シクロクロス選手年鑑」の編纂、発行などを通じ、今以上に多くの方々へシクロクロスの魅力に触れていただく機会を増やす活動を様々企画し、実施していきます。

引き続き何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほど賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

令和3年(2021年)元旦

NPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)
Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム
QリーグNリーグ事務局
代表 須藤むつみ

Abema_011
Photo:masakazu abe

※近日、昨年のレース活動報告と2021年3月までのレース参加予定を、こちらのブログへ掲載します!

|

2020年1月 1日 (水)

2020年・謹賀新年

RGJチーム事務局です。2020年、謹んで新年のお慶びを申し上げます

Sug_2497
写真:Yoshiyuki UGAJIN Photography

旧年中はひとかたならぬご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。皆様の絶大なるご支援の賜物と深く感謝しております。

昨年はReady Go JAPAN女子シクロクロスチームとして、国内外のレースを転戦しながらレース運営の協力や、日本初の「シクロクロス選手年鑑」を編纂・発行することで今以上に多くの方々へシクロクロスの魅力に触れていただく機会を増やす活動を様々企画し、実施してきました。

本年から「Ready Go JAPAN」はチーム活動だけでなく、女子とジュニアを通じて日本自転車界の発展に一層邁進します。そこで、自転車の魅力を伝えられるシクロクロス一般普及のためレース参戦と大会運営協力の両面から活動を継続しながら、女子とジュニアの強化育成を目的とした新企画を検討中です。

引き続き何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほど賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

令和2年(2020年)元旦
NPO法人サイクリスト国際交流協会(J-BRAIN)
Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム
代表 須藤むつみ

*2020年3月までの活動予定
Ugajin_005

<1月>
5日(日)レースMC
シクロクロス千葉 第1戦
開催地:千葉県千葉市・千葉ポートパーク
http://www.496chiba.com/

19日(日)レース参戦
東北シクロクロス 第4戦 蔵王ラウンド (UCI C2)
開催地 : 宮城県蔵王町 蔵王町総合運動公園
http://www.tohoku-cx-project.com/

26日(日)レースMC
茨城シクロクロス 第3戦 城里町ふれあいの里ステージ
開催地 : 城里町総合野外活動センター ふれあいの里
http://ibarakicx.com/

<3月>
1日(日)レース参戦
東北シクロクロス 第5戦 福島空港ラウンド
開催地 : 福島県・福島空港
http://www.tohoku-cx-project.com/

※日本国内で開催されるAJOCC公認シクロクロスレースにつきましては、スケジュールなど下記のサイトも是非ご覧ください。https://www.cyclocross.jp/

Img_3626
Photo:Okamoto Kouji

2020年もReady Go JAPANチームは自転車シーンを盛り上げる活動に邁進しますので、何卒、引き続きご注目、ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!!

|

2019年12月31日 (火)

2019年9月から12月までのレース結果一覧です。


RGJチーム事務局です。9月の中国CXレース遠征の御報告以降、弊チームブログの更新が滞っておりまして大変申し訳ございません。そこで、先ずは9月から12月までにReady Go JAPANチーム所属の須藤むつみ選手(シクロクロス女子エリート・L1カテゴリー)が参戦したレースの結果と、レースMCを担当した大会をまとめて公開いたします。
Sug_2503
Photo:Yoshiyuki UGAJIN Photography

今シーズン2019-2020は新規開催大会や、新機軸開催となった大会が多く改めて気を引き締めて参戦や運営協力をしております。一昨年の怪我から2年かけてトレーニングの見直しとベースの積み直しをした成果として、今年9月初旬の中国レース遠征から好調が続いてます。更に2019年にリリースしたばかりの新機材や新装備のおかげで、レース結果にシッカリと繋がってきました。
Img_3134
Photo:中国千森杯公式

Senmori_005_20200104103601
Photo:中国千森杯公式

2020年に入ってからも積み重ねを崩さないよう調子に乗らず、無理をしないようにしながらコツコツとトレーニングと創意工夫を積み重ねます。そして素晴らしい機材と装備を活かせる走りを今後もシクロクロス、そして自転車の楽しさと魅力を発信していきますので、来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

<9月>
22日:レースMC
茨城シクロクロス第1戦・城里町うぐいすの里ステージ
開催地:茨城県城里町 うぐいすの里
http://ibarakicx.com/
Img_3205
Photo:Takashi Saito

Img_3285
Photo:Takashi Saito

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/22/220000

28日:レースMC
第2回キャラクターエンデューロ2019
開催地:千葉県茂原市・茂原ツインサーキット
https://charaen.jp/
Img_3456
Photo:キャラエン公式
 
レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/28/230000

29日:レース参戦
東北シクロクロス 第1戦 亘理ラウンド
開催地:宮城県亘理町・わたりSeaside Base
女子L1・優勝
http://www.tohoku-cx-project.com/
Img_3394
Photo:ウキウキばうあ

Img_3625
Photo:宮崎 人士

Img_3392
Photo:宮崎 人士
  
レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/29/230000

<10月>
27日:レース参戦
東北シクロクロス 第2戦 さがえラウンド (UCI C2)
開催地 : 山形県寒河江市 グリバーさがえ
女子エリート・4位(UCIポイント獲得)
http://www.tohoku-cx-project.com/
Img_3729
Img_3732 
レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/10/29/192747

<11月>
3日:レース参戦
JCXシリーズ戦
幕張シクロクロスinサイクルモード (UCI C2)
開催地 : 千葉県 幕張海浜公園
女子エリート・9位(UCIポイント獲得)
S49012272741_e400ab2818_o
Photo:Momiko Tanne 

S49012274701_2aa01536da_o
Photo:Momiko Tanne

Img_3811
Photo:kouji okamoto

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/11/03/220000

10日:レース参戦
東北シクロクロス 第3戦 南が丘牧場ジングルクロス
開催地 : 福島県猪苗代町・磐梯高原南が丘牧場
女子L1・優勝
http://www.tohoku-cx-project.com/
Img_3980
Photo:宮崎 人士

Img_3968
Photo:宮崎 人士

Img_3970
Photo:宮崎 人士

Img_3975
Photo:ウキウキばうわ

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/11/10/220000

16日・17日:レースMC
茨城シクロクロス第3戦・涸沼ステージ(全2戦)
開催地:茨城県 涸沼自然公園
http://ibarakicx.com/
Img_4187
Photo:Kazutaka Inoue

Img_4062
Photo:Kazutaka Inoue

レースレポ
1日目
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/11/16/220000

2日目
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/11/17/230000

<12月>
14日:レース参戦
宇都宮シクロクロス ろまんちっく村 day1 (UCI C2)
開催地 : 栃木県宇都宮市 道の駅うつのみやろまんちっく村
女子エリート・5位(UCIポイント獲得)
https://utsunomiya-cyclocross.com/2019/
Horitomoaki_001
Photo:Hori Tomoaki

Horitomoaki_009
Photo:Hori Tomoaki

Sumpuphoto_004
Photo:Sumpu-photo

Sumpuphoto_002
Photo:Sumpu-photo

Mao_003
Photo:MAO

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/12/14/220000

15日:レース参戦
JCXシリーズ戦
宇都宮シクロクロス ろまんちっく村 day2 (UCI C2)
開催地 : 栃木県宇都宮市 道の駅うつのみやろまんちっく村
女子エリート7位
Ugajin_001
Photo:Yoshiyuki UGAJIN Photography

Ugajin_005_20200104104401
Photo:Yoshiyuki UGAJIN Photography

Ugajin_010
Photo:Yoshiyuki UGAJIN Photography

Shindou_001
Photo:進藤 和正

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/12/15/230000

22日:レース参戦
東北シクロクロス 第3戦 福島空港ラウンド
開催地 : 福島県玉川村・福島空港
女子L1・優勝
http://www.tohoku-cx-project.com/
Inoue_006
Photo:Kazutaka Inoue

Img_4578
Photo:長島 好教

Inoue_018
Photo:Kazutaka Inoue

Inoue_021
Photo:Kazutaka Inoue

Inoue_023
Photo:Kazutaka Inoue
 
Img_4584
Photo:Kazutaka Inoue
 
Img_4583
Photo:Kazutaka Inoue

レースレポ
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/12/22/220000

|

2019年9月27日 (金)

<詳報>2019中国シクロクロス国際レース・遠征ご報告

RGJ]チーム事務局です。

先日8月30日から9月8日にわたり弊Ready Go JAPANチームの須藤むつみ選手が中国で開催されたシクロクロスレース「千森杯(Qiansen Trophy)」の全2戦に参戦し、無事に帰国をしましたので大変遅くなりましたが、現地取材にお越しいただいたMasakazu Abe氏撮影、および大会公式レース写真とともに詳しく御報告申し上げます。
Senmori_030
<2019年・中国レース遠征:概要>
・遠征期間:2019年8月30日(金) ~2019年9月8日(日)

【レーススケジュール】
1stレース:9/1(日)
Aohan Station (Aohan County,Chifeng City) UCI-C1レース
2ndレース:9/7(土)
Fengfeng Station (Fengfeng District,Handan City) UCI-C1レース

※各レース詳細レポートにつきましては下記のリンクにあるRGJ須藤選手の個人ブログに掲載しましたので、ご覧いただければ幸いです。
・2019-09-01:中国赤峰Aohan StationシクロクロスUCI・クラス1女子エリート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/01/230000

・2019-09-07:中国邯鄲Fengfeng District,Handan CityシクロクロスUCI・クラス1女子エリート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/07/220000

【日本参戦チームメンバー】
・Men Elite(7名)
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
竹之内 悠(Team Toyo Frame)
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)
向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

・Women Elite(2名)
西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム)

・Staff
諏訪 孝浩、橋本 剛、小島 哲也、小松 聖義
・Media
阿部 昌一(Masakazu Abe)
48656200867_72969bbfa3_o

今回の遠征につきまして、RGJ須藤より御礼メッセージです。
==============
48665175293_a8fe29f378_o

遅くなりましたが、この度は2019年の中国シクロクロスレース遠征に男子選手7名やスタッフ、メディアスタッフとともに参戦し、おかげ様で大きなトラブルや怪我なく無事帰国しましたことを御報告とともに御礼申し上げます。帰国日の9月8日は台風15号が関東に上陸した影響もあり、北京で約10時間の遅延、さらに無事に羽田空港に到着した後も成田から迎えに来る車が羽田へ辿り着けず、結局、最後の宿泊先のホテルを出てから48時間かけて自宅に帰ることになりました。しかし肝心のUCIレースの方では私個人、今までの中国遠征で最高順位を獲得し、全2レースにおいてUCIポイントを獲得することができました!

先ず今遠征においても、第1回目の中国シクロクロス国際レース開催時から日本選抜チームを編成し派遣手配をおこなった東北シクロクロスオーガナイザーの菅田氏の尽力、そして長く中国遠征に関わっている同行スタッフや選手達の協力、そして中国遠征先の大会関係者やスタッフ皆様のおかげで全2戦を走りきることが出来ました。おかげで中国初参戦の選手も新しい交流が出来たことと思います。

私としては通算5回目の中国遠征ということもあり、大会主催のSong氏や事務局のKaneさんなど運営中心メンバーをはじめ、昨年以前の同大会に参戦している他国チーム選手たちと再会を楽しみながら、レースでも切磋琢磨することが出来ました。この海外からの参戦選手たちの多くは、この後にUCIクラス1として11月に長野県の野辺山で開催されるスーパークロス等にも参戦を予定しているそうなので、また再会し戦えることを楽しみにしています。
Senmori_010
昨年は1月に左肩を一部腱板断裂し、その影響でオフロード練習を中国レース遠征の1か月前まで自粛していました。更に前回の遠征では2レースとも初めてのレース会場で開催され、特に第1レースでは殆どまともなレースが展開できず非常に悔しい思いを抱えておりました。そのため、昨年のレースコース試走時に撮影した動画を確認しながら、日本で似たような条件で走れる場所を探してMTBからオフロードのスキル練習を重ね、一方で福島県葛尾村で「トレーニングキャンプ」を5月から月一回で企画開催。ダイナミックなコースを利用し、レース仲間を集めて充分なロード練習も行うことが出来ました。

シクロクロスバイクは、長年お世話になっているBOMAブランドのASKトレーディング社に無理をお願いして新たなフレーム制作も並行しておこないました。この時に依頼したアルミフレームの出来上がりは間に合いませんでしたが、同時に開発中であった新しいシクロクロスバイク「ドーラⅡ」プロトタイプの完成が出発2週間前に間に合い、初めてディスクブレーキで組んで試走。BOMAカーボンホイールとの相性も抜群で自信が湧きました。

併せてR×Lソックスの武田レッグウェアー社と開発中の靴下の最終バージョンも用意し、シクロクロスならではのランニングの安定感を得ることができました。「スポーツ化粧品アスリートX」のアミックグループ社からは愛用の日焼け止めに加えて、春先に発売開始し好評を得ているシャワージェルを追加で供給いただき、ホコリと汗まみれでドロドロになる中国レースのスキンケアを出来る準備が出来ました。スポーツ補給食のアスリチューンの隼社からは、短い時間でシッカリと身体を目覚めさせて走る必要のあるシクロクロスに最適な「カフェイン入りポケットエナジー・ブースト」も携え、出国前にやぎ整骨院でボディーケアいただき、準備万端で中国は北京へと向かいました。
Img_2455
自転車は国内外遠征の自転車遠征で今まで一回もトラブルのないBTB輪行箱「203タイプ」でバイクパッキング。ウエアもチャンピオンシステムの多彩なアイテムで暑さ対策も出来ておりました。

一番の懸念だった第1戦のAohanは、スタート直後の急な登坂を乗車でクリア出来ただけでなく、ギア組み合わせも工夫したことで昨年とは違い前方を走る選手を捕え追抜くポイントになりました。その後にある難しかった2か所の下りセクションもディスクブレーキのセッティングの際に「ショートリーチ」のブレーキブラケットに変えたこと、さらにBOMAフレームとホイールの相性の良さでハードな不整路面もコントロールしきれて毎周回を問題なくクリアできました。おかげさまで、あと僅かでトップと同一周回を逃しましたが15位でUCIポイントを獲得しました。
D4c_4275_48665615097_o

第2戦のFengfengコースは、昨年も良い感触があったレースなのでスタートから果敢に攻めて走りました。特にディスクブレーキと新しいバイクのコントロールが良く丁寧なレース運びを最後まで実践し、こちらも僅かでトップと同一周回は逃しましたが自身の中国レース遠征で最高位の12位でゴールしUCIポイントを獲得出来ました。ちなみに両レースともに20位以内にゴール出来たので賞金を獲得しました。両レースを機材等でバックアップいただき無事走りきれたことに、改めてこの場をお借りしてRGJチーム協賛各社・関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
D4c_9358_48703437397_o

このような中国のハイレベルなレースに合わせて綿密に計画したトレーニングをおこない、その内容を開示することで今後の日本シクロクロスシーズンの走りと盛り上げに繋げたいです。今まで海外レース遠征経験が元々ある私だからこそできること、これを結集して今回の遠征で50歳となる私はチャレンジをしました。そして、今回も貴重な経験を手に入れることが出来ました。

私としては、開催時期が日本のシクロクロスシーズンより早く大会運営や受け入れ態勢も整っているので、エリート登録していれば是非とも同じチャレンジをする日本女子選手が他にもいて欲しい!と考えてます。今回は私だけでなく女子は西山みゆき選手も参戦し、第2戦では9位という非常に素晴らしい結果を得ました。また男子については第2戦で織田 聖選手が3位となり、UCIクラス1レースで日本人選手初の表彰台獲得となりました。来年以降はレベルの高い海外レースにチャレンジしたい、という熱い想いの女子選手や男子選手達に、是非ともチャレンジしてもらいたいと思います。

今後も女子CL1女子エリート選手として、そしてAJOCC理事という立場も通じて、日本国内のシクロクロスレース普及と発展のために引き続き活動をしていきますので、何卒シクロクロスへご声援のほどよろしくお願いいたします!

最後に主催のSongさん、そして地元レーススタッフの皆様、同行してくれた2019中国シクロクロスUCIレース遠征・日本選抜チームの選手とスタッフの皆様に深く感謝いたします。

シクロクロスで日中友好の輪を、そして世界へ!!
Senmori_005
==============
※コメントは以上です。

【使用装備】
フレーム:BOMAシクロクロスバイク・ドーラⅡプロトタイプ、エピス(ともにSサイズ)
タイヤ:IRCチューブレス・シラク、およびシラクMAD
ヘルメット:株式会社オージーケーカブト・ゼナード(カラー:レッド・S/Mサイズ)
グローブ:株式会社オージーケーカブト PRG-2
ソックス:武田レッグウェアー株式会社 R×Lソックス
※第1戦はワイルドペーパー(紙糸ソックス)、第2戦は開発中のソックス(詳細マル秘)
ボトル・ボトルゲージ:株式会社オージーケーカブト
スキンケア:株式会社アミックグループ・スポーツ化粧品AthleteX(アスリートX)
サプリメント・補給食:株式会社 隼・アスリチューン
ウエア:チャンピオンシステム(レースウェアのほか、アフターレースウエア含め)
※第1戦はシクロクロス用ワンピース、第2戦はタイムトライアル用スピードスーツ
輪行用品:コーワ株式会社・BTB輪行箱PROシリーズ203、ホイール保護カバー
度付きサングラス調整:オードビー
シューズ:SHIMANO ※ペタル:TIMEアタック
Senmori_036 

<シクロワイアード掲載記事リンク>
・Qiansen Trophy 千森杯2019 第1ステージ
「中国のCX開幕戦「千森杯」で第1戦で織田聖が6位 女子は西山みゆきが10位に」
https://www.cyclowired.jp/news/node/306347

・Qiansen Trophy 千森杯2019 第2ステージ
「中国のUCI CXレースで織田聖が3位でアジア人初の表彰台獲得小坂光と西山みゆきもトップ10入り」
https://www.cyclowired.jp/news/node/307398

<AJOCC公式レポート>
https://www.cyclocross.jp/news/2019/09/Qiansen02.html

|

2019年9月16日 (月)

<速報>2019中国シクロクロスUCIレース遠征、無事帰国の御報告です。

RGJチーム事務局です。

ご報告が遅くなって申し訳ございません。おかげさまで今年もReady Go JAPAN女子シクロクロスチームから須藤むつみが中国シクロクロスUCIレースに参戦し、全2レースを無事に終えて帰国することができました。
8日は台風の影響もあり、北京で約10時間の遅延、さらに無事に羽田空港に到着した後も成田から迎えに来る車が辿り着けず、結局、最後の宿泊先のホテルを出てから48時間かけて自宅に帰ることになりました。
48656200867_72969bbfa3_o
しかし肝心のレースの方では私個人、今までの中国遠征で最高順位を獲得し、全2レースにおいてUCIポイントをゲットすることができました!

*中国シクロクロスUCIレース第1戦Aohan Stationレポート:15位
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/01/230000

*中国シクロクロスUCIレース第2戦Fengfeng Stationレポート:12位
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/07/220000

上記のブログレポートには、今回レース走行中に私が撮影したオンボード動画もリンクしておりますので、ご覧いただければ幸いです。

AJOCCレポート
https://www.cyclocross.jp/news/2019/09/Qiansen02.html

シクロワイアード
*第1戦
https://www.cyclowired.jp/news/node/306347

※第2戦
https://www.cyclowired.jp/news/node/307398

今回も日本セレクションチームの選手達の大活躍、そしてスタッフ達の素晴らしいサポートでいくつかのトラブルを見事に解消し、更には主催側からの思いがけない援助もいただきました。そして出発の直前までチームご協賛ご協力各社より今回もたくさんサポートいただくことが出来ました。それにより、このような予想以上のレース結果を修めることが出来ましたことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

写真などは整理次第、こちらにも追って掲載していきます。取り急ぎご報告と御礼を申し上げます。引き続き、9月より始まる日本のシクロクロスシーズンにもご注目のほどよろしくお願い申し上げます。

|

2019年8月19日 (月)

RGJ須藤が今年も中国CXのUCIレースに参戦決定!

RGJチーム事務局です。2013年より開催している中国のシクロクロスUCIレース「千森杯(Qiansen Trophy)」。こちらのレースに日本チームが初年より参加し実績をあげており、RGJチームは2015年から参加しております。このレースに今年もRGJチームより須藤むつみ選手が参戦することになりましたので、そのレース概要と参戦にむけてのコメントを掲載します。
※写真は全て2018年の中国遠征時のものです。撮影:阿部 昌一

【8月28日追記】シクロワイアードに今回の中国レース遠征告知の記事が掲載されました!テキストは今回もメディアとして派遣チームに帯同する阿部 昌一氏によるものです。
https://www.cyclowired.jp/news/node/305180

※昨年2018年の中国レース遠征の御報告です(RGJチームブログ)
http://readygojapan.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/ucirgj-58ae.html

29491644487_4282db1d37_o
42853766590_ca497690c0_o 
<2019年・中国レース遠征:概要>

・遠征日程
8月30日から9月8日

・レーススケジュール
1stレース:9/1(日)
Aohan Station (Aohan County,Chifeng City) UCI-C1レース

2ndレース:9/7(土)
Fengfeng Station (Fengfeng District,Handan City) UCI-C1レース

<日本参戦チームメンバー>
・Men Elite
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)
向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

・Women Elite
西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム)

・Staff
諏訪 孝浩
橋本 剛
小島 哲也
小松 聖義

・Media
阿部 昌一

Img_6713

<5年連続で今回も中国遠征レース参加となるRGJチーム須藤よりコメント>
2015年から、この中国シクロクロスUCIレース遠征に参戦させていただいておりますが、今回もこの「千森杯(Qiansen Trophy)」主催者セレクションに入り参戦することが叶いました。今回も一緒に参戦する日本セレクションチームには中国初参加の選手もいる中で、世界選手権をなどの多くの歴戦を経験している選手やスタッフ、今大会の参戦経験者など心強いメンバーが揃っているので、レースに集中して臨める体制に感謝しております。そして既に、この遠征のための準備をチーム協賛・関係者の皆様のおかげで進めることが出来ております。こちらにも平素より厚く御礼申し上げます。

29491651697_267bd09b1d_o

2013年から毎年、開催されている今大会「千森杯」には、初回より日本チームを編成し日本選手たちがチーム参戦し、多くの戦歴を残すだけでなく、世界各国から集まったシクロクロス選手達と国際交流を重ねてきました。一方で日本国内でもUCIレースを多く開催するようになり、その際に海外から日本遠征に来る選手の中にも、この中国レース参戦の選手もおり、日本で再会し交流を続けるという流れも構築できております。このような中国レースで今回も、また新たな戦歴を残し、様々な交流を重ねられるような走りと活動をおこなってきます。同時にAJOCC理事として、アジアUCIレースの現状を視察し日本選手の強化育成に繋げられるようにフィードバックもおこないます。

43820301664_59bd2c19f7_o  

今回のレース参加の顔ぶれですが、今までの開催実績から良い評判を呼んで女子レース、男子レースともにシクロクロス本場の地・ベルギーやオランダ、そしてアメリカやオーストラリアなど各国のトップ選手が多くエントリーしていると聞き及んでおります。そのためレースグレードは昨年同様に高くなったと思います。

29600520317_4a7d282583_o

今回のレース会場は2レースともに、昨年から使用の新会場を使用すると聞いております。1レース目の「Aohan Station」はスタートから直登の登坂、その後も起伏の激しいコースです。2レース目の「Fengfeng Station」は乾いた路面のハイスピードコースです。それぞれのレースを昨年、走った経験を基に現在、BOMAの新機材を中心に入念な準備をしています。更に中国内地の非常に日差しの強い場所でのボディーケアや、2つの会場が非常に遠く移動時間が長いため体調管理の対策も準備しております。

43798786905_e404f8f374_o

今回も参加セレクションに入れていただいた主催のSong氏、そして初年2013年から中国「千森杯」遠征をコーディネートし、チーム遠征同行は叶わなかったものの、今回も遠征マネジメントしていただいている東北シクロクロス代表・菅田氏に感謝申し上げるとともに、今回もシクロクロスを通じた日本と中国の交流で、良き実績を重ねられるように頑張ってきます!!

「そして世界へ・・・」の精神を持つ、シクロクロスへの道を繋ぐために!!

20180911203739

|

2019年3月 7日 (木)

2018-2019CXシーズン参戦終了の御礼です。

RGJチーム事務局です。

今シーズンの私のレース参戦は、この東北CX最終戦となる福島空港ラウンドで終了となります。実は来週の茨城シクロクロス最終戦・城里町ステージがAJOCC最終戦として運営(MC牛業務)が残ってはおりますが、レース参戦は今シーズン、コレがラストとなりました。

・前橋シクロクロスJCX最終戦:レポート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/02/15/105452

・東北シクロクロス最終戦・福島空港ラウンド:レポート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/03/03/230000

Fukushimaair02_ushi002

Simg_9630
この東北シクロクロスシリーズチャンピオンでの表彰式でも少しお話しましたが、今シーズンは出だしから非常に辛かったです。2018年の1月に肩の腱板一部断裂をしてしまい、2月のシクロクロス東京まではレース参戦した後に一旦トレーニングを休止。左肩がほとんど上がらないうえに、いわゆる前傾の姿勢を長くキープするのも痛みが出る状態だったため、ローラーを中心とした調整以外については普段から施術を受けている、やぎ整骨院の八木沼先生と相談して「ポジションや体の使い方などを全て一回見直してトレーニングのし直し」をすることにしました。

29491644487_4282db1d37_o
そのため、特にパワー値が落ちてしまいオフロード走行も肩の痛みがとれる6月まで出来ない状況でしたが、じっくりと身体のバランスから小さい点を見直して、とにかく全部、洗い出しをしていきました。その中で見えてきたことは多く、その内容を1つ1つ分析してレース本番でも実践しながら、落ち着いてレースをしていくのが今シーズンの最大の目的でした。
更に9月の中国レース遠征メンバーにも入れていただいていたので、その調整も必須でした。これについても今まで以上に準備をして、ピークを中国にあわせて肩の治療とオフロードトレーニングの再開を進めて、遠征出発の週に左肩が以前と同じぐらいの位置まで上がり、シクロクロスの準備も出来て思いっきり現地でレースをすることが出来たのは自信に繋がりました。

1m0a8052
一方で、国内の女子エリートの選手達のスキルやパワーが日に日に上がっていることが、AJOCC公式戦の初戦から運営に関わっていたこともあり、今シーズンの最初のレースから手に取るように分かったので、頼もしく思う一方で焦る自分がいました。若手や後進の選手が育つように自分がどのように走って、且つ結果を残していけばよいのか?を考えながら走るシーズンとなりました。

Img_8557
今のトップ選手をはじめ、生きの良い選手たちは、今まで以上に創意工夫をするようになったと思います。それは今までだと推測ではありますが、ロードレースやMTBなどの片手間な感じで「冬のトレーニングに」とレースを走っていた選手が多かったと思います。しかし今は、しっかりと「シクロクロス選手」として真っ直ぐに向き合って、真摯に研究しながら準備してレースに臨む選手が増えてきました。これは非常に嬉しいことです。ただ、これにもっとシクロクロスの先を見てほしい、見られる道を築いていくのが私のような古参ベテラン選手たちの役目です。それをレースという土俵で私が走りを通して示していくのが大事な役目だと考えています。

Img_8543
ちょっとしたこと。たとえば前を明らかに遅い選手がコースをふさぐように走っているとして、追っている自分の方が余裕もスキルもあるから追い越しをしたいと。その際にどうやって先に行くのか?声をかけるタイミング、追抜くタイミング、相手をうまくイナすタイミング、いろいろとあります。それをどうすれば良いのか、悪いのか、うまくいくのか?を実戦を通してみてほしいです。
昔、私の師匠である藤森氏からは「階段を先に入って登りはじめたら、後ろから来る選手に抜かされないように担いだ自転車を振るか横にして前に行かせないようにしろ!」と教えてもらいました。そんなモンなんです、勝負の世界は。

20181226213116
シクロクロスも勿論ですが、自転車競技すべての種目は勝負の世界です。勝ってなんぼ、負けたら・・・です。そんなシビアな勝負の世界は国内でも海外でも一緒です。どちらが厳しいとかラクとかはないです。その中でシクロクロスという世界に入ったのならば、研究を重ねて準備を重ねて、レースで戦って、また研究と準備をして切磋琢磨してほしいです。その中で「楽しさ」とか「悔しさ」とか「素晴らしさ」を見つけてほしいです。

Img_8566
有難いことに2018年度後期からAJOCCの理事としても業務にあたっています。AJOCCのメンバーとして、先ずはシクロクロスのことを考えるのは勿論なのですが、出来るならば自転車競技全体の様々な事由を、AJOCCという泥臭い所から長年にわたり切磋琢磨と研究を重ねてきた団体からムーブメントを起こせるようにお手伝いをしていきます。

最後に平素よりReady Go JAPAN女子シクロクロスチームの活動にご協力いただいております各社様とご担当者様、関係者各位、そしてRGJチームを応援いただく皆様に改めて厚く御礼申し上げます。本当に今シーズンは大きな怪我なく終えられたのは、素晴らしい機材や装備と用品などキットの数々、そしてご声援と素敵な写真に動画の数々です!!

Img_9323
もっと多くの方々にシクロクロスを好きになっていただけるように。引き続き活動しますので何卒よろしくお願いします!!

Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム
須藤 むつみ

・AJOCC公式ページ
https://www.cyclocross.jp/

|

より以前の記事一覧