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2017年8月

2017年8月30日 (水)

RGJ須藤が中国シクロクロスUCIレースに参戦決定!

RGJチーム事務局です。今週の金曜日・9月1日に出発する遠征ということで、直前の発表となりまして申し訳ございません。2013年より開催している中国のシクロクロスUCIレース「千森杯(Qiansen Trophy)」。こちらのレースに日本チームが初年より参加し、RGJチームは2015年から参加しておりますが、今年もRGJチームより須藤むつみ選手が参戦することになりましたので御報告とレース事前コメントを掲載します。
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※写真は2016年の中国遠征時(撮影:tannenbaum)

<2017年・中国北京シクロクロスUCIクラス1レース:概要>
9月3日(日)
2017 Qiansen Trophy Cyclo-cross:Changxindian Station/UCI Class-1
場所:which is located in Fengtai District, Beijing, China.

9月6日(水)
2017 Qiansen Trophy Cyclo-cross:Yanqing Station/UCI Class-1
場所:Yanqing venue is located in Yanqing County, Beijing,China.

<日本参戦チームメンバー>
・Men Elite
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)※キャプテン
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
小坂 正則(スワコレーシングチーム)
竹之内 悠(Team Toyo Frame)
重田 兼吾(Team CUORE)
斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)
中里 仁(Speedvagen Family Racing)
向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

・Women Elite
唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
福本 千佳(Live GARDEN Bici Stelle)
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN)

・Staff
佐藤 成彦(弱虫ペダル サイクリングチーム)
池本 秀紀(宇都宮ブリッツエン シクロクロスチーム)
鬼頭 拓也(Team Toyo Frame)
高木 政佳(Team CUORE)
諏訪 孝浩(SNEL CYCLOCROSS TEAM)※総監督

・Media
阿部 昌一

<3年連続で今回も中国遠征レース参加となるRGJチーム須藤よりコメント>
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※写真は2016年の中国遠征時(撮影:tannenbaum)

2013年の初回開催時から日本よりチームを編成し参戦を重ねてきた遠征プロジェクトに今回、3回目の参戦を叶えることが出来ました。

2015年の参戦時は初めての中国渡航ということや、約15年ぶりの海外遠征ということもあり戸惑うこともありましたが、日本チームが毎年、レースへ果敢に挑んでいた実績と地道な交流で既に地盤が築けていたことが非常に頼もしく、思い切ってレースを走ることが出来ました。
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※主催者を囲んで。奥から順に、初年2013年から遠征をコーディネートし交流を続けている菅田氏、そして主催のSong氏、RGJ須藤、シクロクロスの帝王・小坂正則選手(撮影:tannenbaum)

翌2016年の参戦では、私の図々しい性格もあって顔なじみや知り合いも増え事前のリサーチも出来たことで、前年以上に準備を整えてレースに臨むことが出来ました。毎年、レースに参戦するたびに学ぶことや得られること、そして知り合いの輪が広がりました。
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※写真は2016年の中国遠征時、第2レースで優勝したエミリー・カチョレック(右)とRGJ須藤(撮影:tannenbaum)

今年2017年の現時点レースエントリーを見ると女子レースは昨年の29名を上回る35名のエントリー、その中には今年2月のシクロクロス東京2017で再会したエミリー・カチョレック(アメリカ・シクロクロス東京では4位)やサミエル・ルーネルズ(アメリカ・シクロクロス東京では2位入賞)、そしてオーストラリアから参戦していたナオミ・ウイリアムズやレベッカ・ルックも参戦予定のようです。
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※写真は2017年2月のシクロクロス東京で再会したサミエル(左)、エミリー(中央)、RGJ須藤

女子レースも勿論ですが、男子レースもシクロクロス本場の地・ベルギーやオランダ、そしてアメリカやオーストラリアなどなど各国のトップ選手が多くエントリーしており多分、今までの開催実績から良い評判を呼んでレースグレードは非常に高くなったと思います。

といいますのも、実は昨年レースに参戦したときの感覚として「あ、これだけの充実したレースだと来年はグレードが上がって私は再度出場できないかも」と思ったのです。案の定、今年のレース参戦希望から私はUCIポイントが足らず落選しております。しかし、主催者の追加出場枠に入れていただき非常にラッキーな参戦を叶えることが出来ました。

今年は春先からシクロクロスのためにMTBのトレーニングを20年ぶりに再開し、オフロード対策を早めにおこなって準備しておりました。参戦メンバーの中では小坂正則選手に続き2番目の年寄ではありますが(しかも小坂選手は年齢知らずの強さ!)、レースではUCIポイント獲得は勿論のこと、今後も日本選手たちが中国でレースに取り組めるような橋渡しのお手伝いをしたいと思います。
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※2015年の中国遠征、レース後のお疲れ様会で一緒にエミリー(右)とRGJ須藤(パンダ)

このところ世の中はキナ臭い話題ばかりですが、スポーツこそ世界を繋ぐ力があると思います。それにスポーツは接した人たちに「自分が自分の世界で頑張る」と励ます存在であるとも思います。私も頑張るから皆も頑張る!そして私ももっと頑張る!!そんな気持ちを胸に行ってきます!!

※コメントは以上です。

*AJOCCからの公式発表です。
http://www.cyclocross.jp/news/2017/08/2017-qiansen-trophy.html

<昨年:2016年参加時のレース記事など>

*須藤むつみ個人ブログのレースレポート
・第1レース(今年の第2レース会場です)
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2016/09/01/012223
・第2レース(今年の第1レース会場です)
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2016/09/04/012049

*2015年の中国遠征レポートと写真集(RGJチームHP)
http://www.jbrain.or.jp/rgj/2015china-cx/html/index.html

*2016年の中国遠征レポートと写真集(RGJチームHP)
http://www.jbrain.or.jp/rgj/2016china-cx/html/index.html

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2017年8月29日 (火)

RGJキッズオフロード走行会、無事に終了御報告レポートです!

RGJチーム事務局です。先日、8月19日(土)にReady Go JAPAN女子シクロクロスチーム主催・企画の子供向けオフロード練習会「RGJキッズオフロード走行会」を、茨城県取手市・小貝川リバーサイドパークにて実施しました。そのレポートを写真とともに掲載します。
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開催日前までは非常に暑い日が続いておりましたが、この日は曇り空で蒸すものの日差しは落ち着いていて、子供達が走るには良いコンディションでした。会場の小貝川河川敷は、10月9日(月・祝)に開催されるUCI国際レース「茨城シクロクロス・取手ステージ」のコースにも使用される場所。そのため朝の集合時から、参加の子供たちはワクワクでテンション高かったです!

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朝9時に集合して御挨拶してから、ラジオ体操で準備。今回の参加キッズ選手たちは自転車走行スキルが高いメンバーだったので早速、設定したコースをユックリのペースで走って身体をほぐしていきます。

良い感じで身体があたたまったら、水分を補給してオフロード、特にシクロクロスならではのスキル練習を実施。まずはスタートの練習をRGJチーム監督・須藤大輔の指導でおこないます。
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しかも普通のスタート練習と違うのは、キッズ選手たちにもスターター審判の業務を実践させること。特にシクロクロスではスタートが非常にウエイトが高く大切なので、実際のUCIレースと同じスタートカウントダウンの方法を伝授し、さらに「フライングしない方法」や「実際にスターターが合図を送るときのタイミングを見抜くコツ」など、大人の選手でも知りたくなるような内容を教えました。

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何度も順番にスターターをおこなってもらうことで、自分がスタートする番になるときにコツが身になるという具合です。走るだけでなく審判をやってもらうことで、選手としての心構えの「ナゼ?」が分かった状態で走れる余裕が生まれます。

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更に東京都自転車競技連盟のキッズスクールでお馴染みの「サークル鬼ごっこ」もオフロードバイクで実施!付添の親御さんたちにセッティングいただき、白いマーキングの中で脚を地面に付かないようにして走ります。そして、この白いマーキングの輪がドンドン狭くなって、最後まで脚を付かずにマーキングの中に残った選手が勝ちとなるゲームです。遊びながらも楽しくスキルを高めているキッズ選手達、さすが!!

この後、仕上げとしてコース周回のマディソンレースを!前回のテストイベント「成田ゆめ牧場キッズオフロード走行会」でも好評いただいたマディソンレースを、今回も実施しました。

ルールとしては、2人1組となって2人は一緒にスタートします。そして1人はレース走行し、もう1人は組んでいる相手が交代の合図をしてくるまでコースをゆっくりと走行しながら待機します。そのうちにレース走行している相手から「交代」の合図が送られると待機していたもう1人が近づいていって身体の一部をふれて(タッチして)交代してレースし、交代した方はコース内を走りながら、また交代の機会を待つ、というレース。これがマディソンです。
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チーム分けは女子チーム!牛と一緒w

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須藤監督と笑顔が可愛いキッズ。

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そして仲良しキッズ選手のペア。この3組で20分を競いました。たかが20分、しかし結構な高い強度で皆、必死で頑張ったのでオトナの選手も心臓バクバク!

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結果、1位のチームが33周、2位が32周、3位が31周という僅差の接戦となりました!!おかげで最高の走行会を締めくくることが出来ました。

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「また一緒に走りたいひとー!」「はーい!!」ということで、元気いっぱいに走って怪我なく無事に走行会は終了。最後に記念写真を撮影しました。

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前回のキッズ走行会(リンクはこちら)の成功を基に、今回も走行会を実施し無事に終了することが出来ました。参加いただいたキッズ選手の皆様、お付添いとフォローしていただきました親御さん皆様、そしてRGJスタッフに御礼申し上げます。また一緒に走りましょう!

※次回のキッズ走行会につきましては、実施日程が決定次第、こちらからもご案内いたします。お楽しみに!

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2017年8月 8日 (火)

シクロクロスなどオフロード向け救急勉強会を開催しました。

RGJチーム事務局です。平素よりReady Go JAPANチームの活動を支援するNPO法人サイクリスト国際交流協会(NPO法人J-BRAIN)が、先日の8月4日(金)に都内において「シクロクロスなどオフロード向けの救急救命勉強会」を企画・開催しました。この講座での司会進行をRGJ須藤むつみ選手が担当しましたので、当日の講座内容とともにレポートいたします。
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写真左から:今回の講師を務めていただきました現役の救急救命士・渡部氏、そして阿部氏、司会進行のRGJ須藤

出席いただいた皆様は、主にレース主催者や長くレース企画や審判業務に関わっているベテランが揃ったこともあり、かなり内容は高度で且つ、今回は事前に担当講師の方々にお願いして「オフロード向け」に必要な知識や実践を入れ込んだ濃い講義内容となりました。
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最初のパートは渡部救急救命士による、スライドを使った講義からスタート。事例や数字データによる説明はかなり分かりやすく、しかも相当な自転車イベントなどでの救急経験がある参加者からも「新たな事例が確認できて良かった」との声が。

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自転車レースやイベントなど、アウトドアで倒れている人がいた場合、原因が大きく分けて2つが考えられるそうです。1つは持病が原因の「内因性」、そしてもう1つ、自転車の場合に多く考えられる「外因性」があり、その中でも重傷を考慮しなければいけないのが「高エネルギー外傷」といいます。この単語が今回の講座、そして今後の自転車大会においての救急体制における重要なキーワードとなる、と教えていただきました。なるほど!

その「高エネルギー外傷」というのは、走行時に時速32km以上で発生したアクシデントについては、この高エネルギー外傷を疑うとのことです。たとえば時速40kmなら高さ6mから地面に墜落したのと同じ、非常に強い衝撃だそうです。

平成28年(2016年)のデータもスライドで紹介いただきました。自転車が関連する事故の負傷者は90,055人でそのうち死者は509人。毎日1人以上が自転車に関連する事故で亡くなっているということなのです。

更に、事故によるケガの部所や死亡に至った原因部所を分析したデータがあり、歩行中、自転車乗車中、バイク乗車中、クルマ乗車中での比較をみるとヘルメット着用の必要性を改めて痛感しました。その中でも、自転車で死亡した人の59.7%が頭部損傷、7.9%が頸部(首)損傷によるものだそうです。頭と頸部による死亡が圧倒的に多いようです。一方、ケガの場合はトップは脚部、次が腕部で手足のケガが主に多いようです。

以上の状況から自転車事故での救急対応は、「頭部、頸部の負傷は一刻も早く救急車要請」、そして「腕部、脚部の負傷は命に別状ないので焦らないこと」という重要なポイントをご教授いただきました。

続けて、上記にもあった「頭部や頸部の負傷者搬送前の保護方法」をモデルを使って実技していただきました。
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まずは講師お2人による頚椎保護の方法をご教授。首のラインをニュートラルに保つ姿勢、ポジションを教えていただきながら、参加者の皆様にも実際に頸部を支えてもらいながら体勢をラクにする方法など、いくつかの方法も伝授いただきました。

今回教えていただいて分かったことが、ヘルメットを装着したままの方が頭部と頸部をニュートラルにするポジションを保ちやすい、という点(ヘルメットの分だけ頭が程よく持ち上がるためらしいです)。意外な点ですが、こんなところでもヘルメットが役に立つのですね。
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あとオフロードの場合、シングルトラックの片側が崖だったりして、いち早く負傷者を運び出す必要があったり、足場が悪い箇所から負傷者を移動させる必要があるため、その場合の方法も教えていただきました。

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後半のパートではAEDトレーニングキットを利用して、AED実技もおこないました。まずは講師のお手本を見せていただきます。同時に心臓マッサージのコツも教えていただきます。

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そしてAEDの装着と手順を実践。AEDはカバーを開けた時から使用ガイダンスが自動アナウンスで流れるので、落ち着いてガイダンスに従いながらパッド装着しつつ胸部圧迫を続ける、という手順を参加者の皆さんで実践いただきました。

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何よりも、こちらのように「安全な大会を運営することで、地元の方々から応援してもらえる大会へ」することが重要なのです。

講座開催の間も、参加者から積極的な質疑応答があり、今回の2時間という時間には収まりきらない濃い内容となりました。そのため、今回の講座での質疑応答内容を反映しつつ、次回はもう少し講座時間を長くして開催したいと思います。

今回、講座にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。そして講師の渡部氏、阿部氏、そしてコーディネイトの井上氏にこの場をお借りして御礼申し上げます。

次回の救急講座開催の際には、こちらで告知をおこなうようにいたしますので、何卒よろしくお願いします。
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