« シクロクロスの冬本番!RGJ坂口選手の活躍ご紹介ほかです。 | トップページ | RGJチームの足を支えるR×Lソックスに新製品が!! »

2011年12月13日 (火)

第17回全日本シクロクロス選手権大会・特別レポート

RGJチーム事務局です。Ready Go JAPANチームにはシクロクロス参戦している坂口聖香選手がおり、そのレースが日本国内各地でシリーズ戦が開催されておりますが、その中でも大きな大会の運営に長けております「関西シクロクロス」が運営をした「第17回全日本シクロクロス選手権大会」の特別レポートをお送りいたします。「レース展開」は他の自転車関連サイトや雑誌でも掲載されると思いますので、ココではあえて「こんなシーンもあった」という裏情報な内容を中心にお届けいたします!

12月11日の日曜日。レース会場となった滋賀県高島市・マキノ高原は昔、スキー場だった場所で広大なロケーション。朝は雨が軽く降っていたものの、日が差してきて気温が少し上がってきました。風はそれほど強くなくコンディションとしては良好!
P1260341
今回のコースは舗装路の長い上りを一気に、けっこう長く登ります。その後オフロード区間に入り、階段セクションや短い登り返しを経て、元ゲレンデだった芝生の斜面をクネクネと下ります。そしてシケインを越えてちょっと登り返してゴール、これが1周回になります。男子エリートが60分、女子とジュニアが40分の時間内に、この周回を何周回できるか?そして誰が一番にゴールするか?で競うのがシクロクロスです。
P1260335
コース脇にはイロイロと出展ブースがございます。メーカーブースもありますが、あえて違うところをご紹介。手前は「関クロ観戦団」有志による花火募金ブース。実は初の試みとして「男子エリートのトップがゴールしたら花火をあげる!」という仕掛けのための募金であります。

その奥には「タベルナ エスキーナ」という大阪にあるイタリアンとスパニッシュのレストランによる食事ブースであります。
P1260337
何か美味しそうなメニューが揃ってますねー。なんでココを紹介したのか?といいますと、RGJチームOGであります福本チカ選手が、家族でよく利用している「お気に入り」のお店だからでありました。お店のHPはコチラでーす。チカちゃんに会えるかも?http://www.t-esquina.jp/

この日は、朝9時のジュニア選手権からレース開始でスケジュールがびっちりであります。まずはジュニアの「若い走り」をオバサンは観戦でありますよー。
P1260343
スタートから快調に飛ばしていたのが、昨年の覇者でもある沢田 時選手であります。3人の先頭集団から、後半に2名を一気に振り切ってゴールし連覇を果たしました。
P1260367
ということで、ジュニア入賞の3人!左から2位・横山 航太、優勝・沢田 時、3位・中井 路雅。若いっていいなー(羨望)。

そして、この後は年齢別選手権というAJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)主催のレースがおこなわれます。全日本選手権はJCF(日本自転車競技連盟)の主催ですが、この年齢別は全日本とは別途で、カテゴリーに関わらず年齢ごとに一番強い選手を決めるというレースであります。

そのレースを挟んで11時スタートは「女子」であります。スタート場所がニギニギしくなってきましたよー。
P1260370
あ、チカちゃんだ!RGJチームOGの福本選手が同志社大学のジャージに身を包んで登場です。
P1260379
そして、7連覇のかかる女王・豊岡 英子選手の登場です。
P1260398
所属するパナソニックの川崎監督と、スタート前最後の打ち合わせを。相当、集中している模様です。
P1260412
そして11時オンタイムでスタートです!!スタートで飛び出したのは宮内選手。静岡にありますCLUBviento所属ですねー。
P1260428
結果は皆様ご存知のとおり、豊岡選手の7連覇達成だったのですが、私はあえてゴール後、豊岡と宮内が抱擁したシーンを。健闘を称えあう2人。凄い戦いでした。
P1260446_2
そして表彰式での晴れやかな入賞者3人。左より2位・宮内 佐季子、優勝・豊岡 英子、3位・福本 千佳。

ジュニアに女子と、かなり濃い良いレースを観ていたらおなかがすきましたー!エスキーナさんのブースに・・・と思ったら長蛇の列が出来てましたよ!
P1260464
そりゃ、モノホンのハモンセラーノがあったら、列にもなりますYO!
P1260460
ホットドックのザワークラウトとかも本格的!ちょっと列が落ち着いてから買いましたが、マジうまーでありました!マスター、今度はお店にお邪魔します!

そして午後1時スタートの男子レースが開始となりました!スタートから凄い気迫!!
P1260468
写真手前が竹之内 悠選手、そのスグ後方で悠選手の動きをロックオンするように、10連覇のかかる辻浦 圭一選手が。
P1260494
前半から2人でトップに抜け出した後も、シケイン(障害物)でも、しっかりとお互いをマークしあっている熱い走り!
P1260500
と、そんな中、初回から(多分)17回目となる今全日本選手権まで、皆勤賞で出場している澤田選手(写真中央)の姿が!勝つのも大変ですが、全日本選手権の出場権をずっと維持するのも、非常に大変なんですよ!(ちなみに私は1回目から10回目までの皆勤賞・エバレませんが!)
P1260504
お!こんなところにもBOMAのシクロクロスバイク「エピス」の姿が!乗っているのはVOLCAの代田選手であります。エピスについてはコチラで!http://www.boma.jp/products/frame_l'epice.html

そして男子レースでは、最終周回の本当に本当の最後でスパートがかかって竹之内選手が辻浦選手の連覇を止める大金星!その瞬間、アノ募金であがる花火が!!
P1260508
その下では、竹之内選手が記者に囲まれています。
P1260510
悠選手の右横に居るのは、お兄ちゃんの脩兵クン。実はRGJチーム2010公式写真のカメラマンであります。

表彰式ではニコやかな笑顔を見せてくれました入賞3人。左から2位・辻浦、優勝・竹之内、3位・山本 幸平。
P1260552
そして、MCガラパちゃんの気配りで表彰台に呼ばれた竹之内一家。これには理由があるのです。
P1260559
・・・竹之内選手のお父さん、実は2年前に亡くなっていたのでした。このお父さんは竹之内兄弟が、本当にまだ小さな頃からお母さんと一緒に様々なレース会場につれていって、その成長を見守っていた人でありました。お父さん、凄い喜んでいると思うよ。きっと、いつものやさしい笑顔でニコニコしながら「いやぁ、よかった」と私にも言ってくれたと思います。

ステキな家族に囲まれた優勝。悠ちゃんのようなジュニアからジックリと育って、世界に飛び立つ選手を作るのはReady Go JAPANの使命でもあるのだ!と改めて思う牛でありました。ね、竹之内サン。

オマケ:昔ございました「GIOS」というチームの1998年・集合写真。この中に竹之内兄弟に辻浦選手、それに私とか他にもいっぱい「!」な選手がおります。分かるかな?
Sgios1998001

|

« シクロクロスの冬本番!RGJ坂口選手の活躍ご紹介ほかです。 | トップページ | RGJチームの足を支えるR×Lソックスに新製品が!! »

開催イベント」カテゴリの記事