どもです。RGJチーム事務局の牛です。お待たせいたしました!ツール・ド・おきなわのReady Go JAPANチームレースレポートをお送りいたします。
昨年は土日2日間の「超強行軍」で参加した沖縄、今年は女子国際レースの距離が昨年までの85kmから100kmに延長されたこともあり、試走もしっかりおこなうため金曜日から沖縄入りすることに。
ということで、おはようございますIN沖縄・那覇空港!
無事、昼過ぎに空港に到着した佐藤サキ選手、福本チカ選手、そして堀ユキ選手(写真左から)の3名であります。なお、松田選手は体調不良でDNS、米田ヨネピー選手は別ルートで現地合流であります。
飛行機の到着がちょっと遅れてしまったので、空港到着後スグに遅めの昼食をとってから名護方面に移動を開始。宿泊場所に到着したころには外は暗くなり始めておりました。
ということで、この日は自転車メンテをして、明日朝からの試走に備えることに。

荷物の出し入れなどバタバタ廊下でやっていると怪しい人影がっ!何奴??

なーんだ!RGJチームメカニックの栗田さん@作業中でありました。RGJチームサプライヤーでありますコーワ株式会社の「輪行箱」のおかげで自転車は無傷。そうそう、羽田空港でも「輪行箱」利用者を見かけましたよ!
そして土曜日は雨の中、コース試走とレース受付などを準備を済ます・・・そんな中、福本選手の膝の様子が芳しくなく、明日のレーススタートまでに出走するかどうか経過を見ることに。折角、はるばる沖縄に来ているのだから出走はさせたいが、なにせ100km走るうえに、海岸沿いの風の影響やアップダウンが連続するコースなので、あまり無理はさせられない。
明けて日曜日。予報では雨!レース中のコンディションに不安を残しつつ宿を出発し、スタート地点となる「奥」に移動。昨年、今大会で6位に入った福本チカ選手の顔色がすぐれないのが心配。他選手たちも、堀ユキ選手と佐藤サキ選手がサイクルモードでもらった風邪が完治してなく辛そう。米田ヨネピー選手は昨年の今大会で17位と成績がイマイチだったので、朝から非常に緊張している様子。

選手たちには、持てるチカラを発揮してもらえるように、グリコのサプリや補給でパフォーマンスをアゲアゲする準備を・・・クエン酸もいつもより多く、愛を込めて用意だぁ!
ユキ選手はマスクを外してウエーミングアップの準備。スタート前に電話か?
・・・そりゃ、バナナだよ、おぃ!今回は100kmという国内女子ロードレースでは最長コース設定なので、たっぷり補給を持っていけよ!!

サキ選手の自転車には、登り地点の情報を書き込んだメモが貼り付けられてました。海岸線を走るコースが中心となる今大会。アップダウンが連続し、風の影響も考えられるので、長いレース時間の経験が少ない女子選手は、補給摂取タイミングがかなり重要になります。特に世界で戦うことを目指す場合、走るためのカラダの基礎作りとともに、レース中に走りながら食べたり飲んだりがしっかりできることは大切なのですよー。

・・・なので、ヨネピー差し入れの、北海道名物・マルセイのバタサンド(バターサンドでないとこがミソ)は、レース中はさすがになんなので(笑)、ゴール後にいただくことにしましょう。ヨネピーいつもありがとね!

スタート前に1枚!これからの100km、頑張っていきましょう!!

この撮影直前に、福本チカ選手が無念の棄権を決意。レース出走の準備をしっかりしておりましたが、膝の様子が非常に思わしくなかったため、出場取りやめにしました。来年は大学に進むチカ選手。これからが重要なので、今は変な無理はさせないようにすることとしました。
ということで、急遽サポートにまわったチカ選手。着替えて選手たちの準備を手伝います。須藤監督も最後の準備に忙しく動いてますな。

ま、顔が写ってないけど(w)。
スタート地点の沿道では、近所の方々が出て応援をしてくれます!この雰囲気は沖縄ならでは!
女子国際および市民男子100kmは、スタート時間が他のレース通過時間で変動するため、早めに準備して待機します。
「あ、あそこにR×Lソックスの選手がいますよ!」とサキ選手。彼女が写真でも履いている高機能ソックスを使っている選手がいる模様。どれどれ?

お!手前にいるなるしまフレンドの女子選手もR×Lソックスだ!!

この中央大学の男子選手もR×Lソックス!うほぅ。こーゆーのは嬉しいですねー。

私たちのスグそばにいたチャイニーズ台北ナショナルチームと、台湾車連チームの選手ジャージがチャンピオンシステムだ!うほぃ!!

そうそう、実は今大会のオフイシャル・ジャージはチャンピオンシステムなんですよ!!一気に可愛くってオシャレな各賞ジャージに模様替えになってステキですよね!我がRGJチームもコレをゲットすべく頑張らねば!!
あれ?彼女、どこかで見たことが。

アメリカJAMISがサポートするJAMISシャッターホームズのチームジャージだな。誰だろ?
彼女は後ほど、カーマン・スモールというプロ女子ロード選手ということが判明。
そしてボチボチ召集がかかりました。RGJ選手たちもスタートに並び始めます。

ユキ選手。昨年の今大会で25位だった彼女、今回どこまで上げられるか?

それぞれの想いを胸に、午前9時45分ごろ女子国際レースがスタートしました!!

この後、市民男子100kmレースもスタートとなりました。ヨネピー選手がいつもおせわになっております「サイクルショップわかさ」の方々も頑張ってくださいましー!

スタートを見送って、スグにゴール地点に移動!・・・と思ったら車両の通行解除が、 まだ待たなければいけなかったので地元の応援の方々と一緒に通過する選手たちを応援。この模様は、近日動画で<ヒント・牛踊り
ゴールでは、NPO法人PR岡本さんと合流。辺戸岬・与那・高江・平良・安部・川上を経て100kmのゴールとなる名護中心市街地の目抜き通りで、チカ選手と一緒に到着を待ちます。
女子国際レースで、最初にゴールに飛び込んできたのは、カーマン・スモール選手!2位以下を8秒ほど引き離しての堂々たるゴール!!その後、4分半ほど遅れてReady Go JAPAN米田選手がゴール、9位と昨年よりかなりのジャンプアップを果たしました。
これより、さらに遅れること15分ぐらい(公式結果では20分ほど遅れているようですが)、RGJの堀選手が14位、佐藤選手が15位で一緒にゴールしました!

相当、疲労困憊でゴールしているユキ選手とサキ選手。ユキ選手より後日レポートで「スタート直後の坂で遅れた。あとは前にいる選手を追いかけるのみ。市民100kmの男子の集団に入り、行けるとこまで行った。集団にも置いていかれた後はチョコチョコいる男子を集めながらゴールを目指す。ゴール手前10km位でサキ選手と合流、どうやらエネルギーが切れてしまったようだ。サキ選手を置いていかないようにゴールまで引っ張る。とりあえず2人で完走。トップとのタイム差がひらき過ぎたことに悔しく思う」とコメントをもらった。
やはり補給をしっかりとることが、今回のキーになったようだ。さらに普段から、毎日でなくてもよいので、長い距離でどれぐらいのタイミングでエネルギーが足りなくなるか、補給すればいいのかを小まめに試す必要もある。このあたりも今後の課題としたい。
ゴール後は閉会式会場に移動して、途中の補給所にいてくれたメカニック栗田さんとも合流し乾杯!
牛、オリオンビールを味わう。やっぱり沖縄でビールといえば「オリオン」であります。ウマウマです。ちなみに前夜は泡盛をいただき、ここまで辛かった風邪で痛んだ喉の消毒をバッチリおこないました<おい。

そんなステキなオリオンビールをPR!本当に沖縄っていいですね、好きです!!(むかし、個人的に毎年、沖縄にダイビング遊びで通っていた頃があるんですよー)。ユキ選手とサキ選手が着用の迷彩柄のアパレルは+Cの冬新作「サイクルセーター」であります!購入はココで!http://store.shopping.yahoo.co.jp/ksin/f243aa55ad5.html
このレースにてReady Go JAPANチームの2010レースシーズンは無事に終了しました。ご声援いただいた皆様に厚く御礼を申し上げます!!

今年RGJチーム最後のレースとなった「ツール・ド・おきなわ2010」では、多くの方々より現地でもご声援をいただきました。レース結果としては、イマ2ぐらいな惜しい内容になりましたが、昨年の順位の数字だけで見ると出場した3選手とも上げております。米田選手は17位から9位、佐藤選手は20位から14位、そして堀選手は25位から15位に。トップの数選手がアジア大会でエントリーしてなかったこともありますが、ちょっとずつ見えているものは出てきました。
あとは確実に「掴み取る」ために、2011シーズンに備えていきます!! 何卒、引き続きのご声援よろしくお願いいたします!