2019年9月27日 (金)

<詳報>2019中国シクロクロス国際レース・遠征ご報告

RGJ]チーム事務局です。

先日8月30日から9月8日にわたり弊Ready Go JAPANチームの須藤むつみ選手が中国で開催されたシクロクロスレース「千森杯(Qiansen Trophy)」の全2戦に参戦し、無事に帰国をしましたので大変遅くなりましたが、現地取材にお越しいただいたMasakazu Abe氏撮影、および大会公式レース写真とともに詳しく御報告申し上げます。
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<2019年・中国レース遠征:概要>
・遠征期間:2019年8月30日(金) ~2019年9月8日(日)

【レーススケジュール】
1stレース:9/1(日)
Aohan Station (Aohan County,Chifeng City) UCI-C1レース
2ndレース:9/7(土)
Fengfeng Station (Fengfeng District,Handan City) UCI-C1レース

※各レース詳細レポートにつきましては下記のリンクにあるRGJ須藤選手の個人ブログに掲載しましたので、ご覧いただければ幸いです。
・2019-09-01:中国赤峰Aohan StationシクロクロスUCI・クラス1女子エリート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/01/230000

・2019-09-07:中国邯鄲Fengfeng District,Handan CityシクロクロスUCI・クラス1女子エリート
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/07/220000

【日本参戦チームメンバー】
・Men Elite(7名)
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
竹之内 悠(Team Toyo Frame)
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)
向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

・Women Elite(2名)
西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム)

・Staff
諏訪 孝浩、橋本 剛、小島 哲也、小松 聖義
・Media
阿部 昌一(Masakazu Abe)
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今回の遠征につきまして、RGJ須藤より御礼メッセージです。
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遅くなりましたが、この度は2019年の中国シクロクロスレース遠征に男子選手7名やスタッフ、メディアスタッフとともに参戦し、おかげ様で大きなトラブルや怪我なく無事帰国しましたことを御報告とともに御礼申し上げます。帰国日の9月8日は台風15号が関東に上陸した影響もあり、北京で約10時間の遅延、さらに無事に羽田空港に到着した後も成田から迎えに来る車が羽田へ辿り着けず、結局、最後の宿泊先のホテルを出てから48時間かけて自宅に帰ることになりました。しかし肝心のUCIレースの方では私個人、今までの中国遠征で最高順位を獲得し、全2レースにおいてUCIポイントを獲得することができました!

先ず今遠征においても、第1回目の中国シクロクロス国際レース開催時から日本選抜チームを編成し派遣手配をおこなった東北シクロクロスオーガナイザーの菅田氏の尽力、そして長く中国遠征に関わっている同行スタッフや選手達の協力、そして中国遠征先の大会関係者やスタッフ皆様のおかげで全2戦を走りきることが出来ました。おかげで中国初参戦の選手も新しい交流が出来たことと思います。

私としては通算5回目の中国遠征ということもあり、大会主催のSong氏や事務局のKaneさんなど運営中心メンバーをはじめ、昨年以前の同大会に参戦している他国チーム選手たちと再会を楽しみながら、レースでも切磋琢磨することが出来ました。この海外からの参戦選手たちの多くは、この後にUCIクラス1として11月に長野県の野辺山で開催されるスーパークロス等にも参戦を予定しているそうなので、また再会し戦えることを楽しみにしています。
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昨年は1月に左肩を一部腱板断裂し、その影響でオフロード練習を中国レース遠征の1か月前まで自粛していました。更に前回の遠征では2レースとも初めてのレース会場で開催され、特に第1レースでは殆どまともなレースが展開できず非常に悔しい思いを抱えておりました。そのため、昨年のレースコース試走時に撮影した動画を確認しながら、日本で似たような条件で走れる場所を探してMTBからオフロードのスキル練習を重ね、一方で福島県葛尾村で「トレーニングキャンプ」を5月から月一回で企画開催。ダイナミックなコースを利用し、レース仲間を集めて充分なロード練習も行うことが出来ました。

シクロクロスバイクは、長年お世話になっているBOMAブランドのASKトレーディング社に無理をお願いして新たなフレーム制作も並行しておこないました。この時に依頼したアルミフレームの出来上がりは間に合いませんでしたが、同時に開発中であった新しいシクロクロスバイク「ドーラⅡ」プロトタイプの完成が出発2週間前に間に合い、初めてディスクブレーキで組んで試走。BOMAカーボンホイールとの相性も抜群で自信が湧きました。

併せてR×Lソックスの武田レッグウェアー社と開発中の靴下の最終バージョンも用意し、シクロクロスならではのランニングの安定感を得ることができました。「スポーツ化粧品アスリートX」のアミックグループ社からは愛用の日焼け止めに加えて、春先に発売開始し好評を得ているシャワージェルを追加で供給いただき、ホコリと汗まみれでドロドロになる中国レースのスキンケアを出来る準備が出来ました。スポーツ補給食のアスリチューンの隼社からは、短い時間でシッカリと身体を目覚めさせて走る必要のあるシクロクロスに最適な「カフェイン入りポケットエナジー・ブースト」も携え、出国前にやぎ整骨院でボディーケアいただき、準備万端で中国は北京へと向かいました。
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自転車は国内外遠征の自転車遠征で今まで一回もトラブルのないBTB輪行箱「203タイプ」でバイクパッキング。ウエアもチャンピオンシステムの多彩なアイテムで暑さ対策も出来ておりました。

一番の懸念だった第1戦のAohanは、スタート直後の急な登坂を乗車でクリア出来ただけでなく、ギア組み合わせも工夫したことで昨年とは違い前方を走る選手を捕え追抜くポイントになりました。その後にある難しかった2か所の下りセクションもディスクブレーキのセッティングの際に「ショートリーチ」のブレーキブラケットに変えたこと、さらにBOMAフレームとホイールの相性の良さでハードな不整路面もコントロールしきれて毎周回を問題なくクリアできました。おかげさまで、あと僅かでトップと同一周回を逃しましたが15位でUCIポイントを獲得しました。
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第2戦のFengfengコースは、昨年も良い感触があったレースなのでスタートから果敢に攻めて走りました。特にディスクブレーキと新しいバイクのコントロールが良く丁寧なレース運びを最後まで実践し、こちらも僅かでトップと同一周回は逃しましたが自身の中国レース遠征で最高位の12位でゴールしUCIポイントを獲得出来ました。ちなみに両レースともに20位以内にゴール出来たので賞金を獲得しました。両レースを機材等でバックアップいただき無事走りきれたことに、改めてこの場をお借りしてRGJチーム協賛各社・関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
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このような中国のハイレベルなレースに合わせて綿密に計画したトレーニングをおこない、その内容を開示することで今後の日本シクロクロスシーズンの走りと盛り上げに繋げたいです。今まで海外レース遠征経験が元々ある私だからこそできること、これを結集して今回の遠征で50歳となる私はチャレンジをしました。そして、今回も貴重な経験を手に入れることが出来ました。

私としては、開催時期が日本のシクロクロスシーズンより早く大会運営や受け入れ態勢も整っているので、エリート登録していれば是非とも同じチャレンジをする日本女子選手が他にもいて欲しい!と考えてます。今回は私だけでなく女子は西山みゆき選手も参戦し、第2戦では9位という非常に素晴らしい結果を得ました。また男子については第2戦で織田 聖選手が3位となり、UCIクラス1レースで日本人選手初の表彰台獲得となりました。来年以降はレベルの高い海外レースにチャレンジしたい、という熱い想いの女子選手や男子選手達に、是非ともチャレンジしてもらいたいと思います。

今後も女子CL1女子エリート選手として、そしてAJOCC理事という立場も通じて、日本国内のシクロクロスレース普及と発展のために引き続き活動をしていきますので、何卒シクロクロスへご声援のほどよろしくお願いいたします!

最後に主催のSongさん、そして地元レーススタッフの皆様、同行してくれた2019中国シクロクロスUCIレース遠征・日本選抜チームの選手とスタッフの皆様に深く感謝いたします。

シクロクロスで日中友好の輪を、そして世界へ!!
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※コメントは以上です。

【使用装備】
フレーム:BOMAシクロクロスバイク・ドーラⅡプロトタイプ、エピス(ともにSサイズ)
タイヤ:IRCチューブレス・シラク、およびシラクMAD
ヘルメット:株式会社オージーケーカブト・ゼナード(カラー:レッド・S/Mサイズ)
グローブ:株式会社オージーケーカブト PRG-2
ソックス:武田レッグウェアー株式会社 R×Lソックス
※第1戦はワイルドペーパー(紙糸ソックス)、第2戦は開発中のソックス(詳細マル秘)
ボトル・ボトルゲージ:株式会社オージーケーカブト
スキンケア:株式会社アミックグループ・スポーツ化粧品AthleteX(アスリートX)
サプリメント・補給食:株式会社 隼・アスリチューン
ウエア:チャンピオンシステム(レースウェアのほか、アフターレースウエア含め)
※第1戦はシクロクロス用ワンピース、第2戦はタイムトライアル用スピードスーツ
輪行用品:コーワ株式会社・BTB輪行箱PROシリーズ203、ホイール保護カバー
度付きサングラス調整:オードビー
シューズ:SHIMANO ※ペタル:TIMEアタック
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<シクロワイアード掲載記事リンク>
・Qiansen Trophy 千森杯2019 第1ステージ
「中国のCX開幕戦「千森杯」で第1戦で織田聖が6位 女子は西山みゆきが10位に」
https://www.cyclowired.jp/news/node/306347

・Qiansen Trophy 千森杯2019 第2ステージ
「中国のUCI CXレースで織田聖が3位でアジア人初の表彰台獲得小坂光と西山みゆきもトップ10入り」
https://www.cyclowired.jp/news/node/307398

<AJOCC公式レポート>
https://www.cyclocross.jp/news/2019/09/Qiansen02.html

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2019年9月16日 (月)

<速報>2019中国シクロクロスUCIレース遠征、無事帰国の御報告です。

RGJチーム事務局です。

ご報告が遅くなって申し訳ございません。おかげさまで今年もReady Go JAPAN女子シクロクロスチームから須藤むつみが中国シクロクロスUCIレースに参戦し、全2レースを無事に終えて帰国することができました。
8日は台風の影響もあり、北京で約10時間の遅延、さらに無事に羽田空港に到着した後も成田から迎えに来る車が辿り着けず、結局、最後の宿泊先のホテルを出てから48時間かけて自宅に帰ることになりました。
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しかし肝心のレースの方では私個人、今までの中国遠征で最高順位を獲得し、全2レースにおいてUCIポイントをゲットすることができました!

*中国シクロクロスUCIレース第1戦Aohan Stationレポート:15位
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/01/230000

*中国シクロクロスUCIレース第2戦Fengfeng Stationレポート:12位
http://rockmutsumi.hatenablog.com/entry/2019/09/07/220000

上記のブログレポートには、今回レース走行中に私が撮影したオンボード動画もリンクしておりますので、ご覧いただければ幸いです。

AJOCCレポート
https://www.cyclocross.jp/news/2019/09/Qiansen02.html

シクロワイアード
*第1戦
https://www.cyclowired.jp/news/node/306347

※第2戦
https://www.cyclowired.jp/news/node/307398

今回も日本セレクションチームの選手達の大活躍、そしてスタッフ達の素晴らしいサポートでいくつかのトラブルを見事に解消し、更には主催側からの思いがけない援助もいただきました。そして出発の直前までチームご協賛ご協力各社より今回もたくさんサポートいただくことが出来ました。それにより、このような予想以上のレース結果を修めることが出来ましたことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

写真などは整理次第、こちらにも追って掲載していきます。取り急ぎご報告と御礼を申し上げます。引き続き、9月より始まる日本のシクロクロスシーズンにもご注目のほどよろしくお願い申し上げます。

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2019年8月19日 (月)

RGJ須藤が今年も中国CXのUCIレースに参戦決定!

RGJチーム事務局です。2013年より開催している中国のシクロクロスUCIレース「千森杯(Qiansen Trophy)」。こちらのレースに日本チームが初年より参加し実績をあげており、RGJチームは2015年から参加しております。このレースに今年もRGJチームより須藤むつみ選手が参戦することになりましたので、そのレース概要と参戦にむけてのコメントを掲載します。
※写真は全て2018年の中国遠征時のものです。撮影:阿部 昌一

【8月28日追記】シクロワイアードに今回の中国レース遠征告知の記事が掲載されました!テキストは今回もメディアとして派遣チームに帯同する阿部 昌一氏によるものです。
https://www.cyclowired.jp/news/node/305180

※昨年2018年の中国レース遠征の御報告です(RGJチームブログ)
http://readygojapan.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/ucirgj-58ae.html

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<2019年・中国レース遠征:概要>

・遠征日程
8月30日から9月8日

・レーススケジュール
1stレース:9/1(日)
Aohan Station (Aohan County,Chifeng City) UCI-C1レース

2ndレース:9/7(土)
Fengfeng Station (Fengfeng District,Handan City) UCI-C1レース

<日本参戦チームメンバー>
・Men Elite
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)
向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

・Women Elite
西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN女子シクロクロスチーム)

・Staff
諏訪 孝浩
橋本 剛
小島 哲也
小松 聖義

・Media
阿部 昌一

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<5年連続で今回も中国遠征レース参加となるRGJチーム須藤よりコメント>
2015年から、この中国シクロクロスUCIレース遠征に参戦させていただいておりますが、今回もこの「千森杯(Qiansen Trophy)」主催者セレクションに入り参戦することが叶いました。今回も一緒に参戦する日本セレクションチームには中国初参加の選手もいる中で、世界選手権をなどの多くの歴戦を経験している選手やスタッフ、今大会の参戦経験者など心強いメンバーが揃っているので、レースに集中して臨める体制に感謝しております。そして既に、この遠征のための準備をチーム協賛・関係者の皆様のおかげで進めることが出来ております。こちらにも平素より厚く御礼申し上げます。

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2013年から毎年、開催されている今大会「千森杯」には、初回より日本チームを編成し日本選手たちがチーム参戦し、多くの戦歴を残すだけでなく、世界各国から集まったシクロクロス選手達と国際交流を重ねてきました。一方で日本国内でもUCIレースを多く開催するようになり、その際に海外から日本遠征に来る選手の中にも、この中国レース参戦の選手もおり、日本で再会し交流を続けるという流れも構築できております。このような中国レースで今回も、また新たな戦歴を残し、様々な交流を重ねられるような走りと活動をおこなってきます。同時にAJOCC理事として、アジアUCIレースの現状を視察し日本選手の強化育成に繋げられるようにフィードバックもおこないます。

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今回のレース参加の顔ぶれですが、今までの開催実績から良い評判を呼んで女子レース、男子レースともにシクロクロス本場の地・ベルギーやオランダ、そしてアメリカやオーストラリアなど各国のトップ選手が多くエントリーしていると聞き及んでおります。そのためレースグレードは昨年同様に高くなったと思います。

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今回のレース会場は2レースともに、昨年から使用の新会場を使用すると聞いております。1レース目の「Aohan Station」はスタートから直登の登坂、その後も起伏の激しいコースです。2レース目の「Fengfeng Station」は乾いた路面のハイスピードコースです。それぞれのレースを昨年、走った経験を基に現在、BOMAの新機材を中心に入念な準備をしています。更に中国内地の非常に日差しの強い場所でのボディーケアや、2つの会場が非常に遠く移動時間が長いため体調管理の対策も準備しております。

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今回も参加セレクションに入れていただいた主催のSong氏、そして初年2013年から中国「千森杯」遠征をコーディネートし、チーム遠征同行は叶わなかったものの、今回も遠征マネジメントしていただいている東北シクロクロス代表・菅田氏に感謝申し上げるとともに、今回もシクロクロスを通じた日本と中国の交流で、良き実績を重ねられるように頑張ってきます!!

「そして世界へ・・・」の精神を持つ、シクロクロスへの道を繋ぐために!!

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